楽天が日本郵政と提携 郵便局が楽天モバイルショップになるのか その影響

2021年3月12日に発表された楽天と日本郵便の提携

楽天の三木谷社長いわく「最も古いビジネスの一つである日本郵政と、1997年に生まれたネット・ベンチャーの歴史的な提携」

このニュースに通信大手3社は驚いていることだろう

しかし、それ以上に楽天と日本郵便の提携ニュースに衝撃を受けているのは、キャリアショップを経営している運営代理店のはずだ。

キャリアショップが楽天と日本郵便を恐れるわけ

携帯ショップに10年以上勤務した執筆者が、通信業界と現場の話しを合わせて解説します。

楽天が日本郵政と提携へ 郵便局が楽天モバイルショップになるのか

このニュースが現場にどれだけの衝撃を与えたか。

「ドコモ」「au 」「ソフトバンク」の各大手キャリアショップにとって楽天モバイルは価格面以外は圧勝していました。

楽天がいくら安いといっても、現場のショップスタッフ達は自キャリアが楽天と比べてどれほどメリットがあるかを案内して乗り換えを促したり、流出を食い止めていました。

主なものを挙げるとするとこんなところです。

  • ショップの数
  • スマホの通信に必要な電波塔の数
  • ショップ運営期間の長さ

もともと、オンラインで手続きしている人はショップに来ないので、よりこの3店が刺さっていたようです。

これまでの3大キャリアショップ
後発の楽天よりも自分たちのキャリアの優れている点が多かったので圧勝出来ていた。

この状況が一変してしまう可能性が出てきました。

楽天モバイルと3大キャリアのショップ数

これまではリアルショップの数に圧倒的な開きがありました。

楽天モバイルは約200店舗3大キャリアの運営ショップは、それぞれ約2,000店舗以上ですが。

楽天モバイルは約200店舗に留まっていました。

  • ドコモショップ:2,330店舗
  • ソフトバンクショップ:2,289店舗
  • auショップ:2,185店舗
  • 楽天モバイル:213店舗

(2020年時点)

なので他社に乗り換えるために、MNP予約番号を発行してもらおうとキャリアショップに行っても乗り換え先が楽天モバイルだった場合はショップ数の違いを引き合いに出して全力で引き留めます。

マッスー
マッスー
何かあった時にショップがあった方が安心です。とか

また、ショッピングモールなどで臨時イベントを組み
他社利用者を見つけるためにアンケートや抽選会をしている時も楽天モバイルユーザーを見つければ乗り換えを提案しています。

では、郵便局はどのくらいあるのでしょうか。

現在の郵便局数
全国計:23,818

引用元:日本郵便公式サイト(2021年2月28日時点)

郵便局も閉鎖などがあって数は減っているようです。

それでも各キャリアの10倍です。
3大キャリアの合計よりも3倍以上の店舗数があります。

その全てが楽天モバイルの取り扱いを始めるわけではないでしょう。

小型の郵便局ではスペースの問題があるので、楽天モバイル取り扱いは大型店の使われていないスペースとなるはずです。

私の自宅近くの小さい郵便局は最近閉鎖されてしまいましたが、ゆうゆう窓口のある大型店にはあまり使われていないカウンターがありました。

おそらく楽天モバイルが入り込んでくるのは大型店の使われていないデッドスペースになるでしょう。

楽天モバイルが通信に必要な電波塔の数

次に楽天モバイルが他社に負けていた部分ですが

新規参入なうえに0からスタートしていますから、auにパートナーになってもらい一部エリアで電波を借りている状態です。

マッスー
マッスー
楽天エリアも徐々に広がっているんですが

楽天エリアなら無制限に使えますが自社エリアはまだまだ狭いと言わざる終えません。

通信会社が電波塔を立てるためには、土地の所有者との交渉やビル群などに設置するにも建物の所有者や管理者の許可を取らなければいけません。

楽天は日本郵便との提携で全国にある約24,000店舗の郵便局に、楽天モバイル用のアンテナを建てられる可能性が出てきました。

郵便局もケータイショップ同様にフランチャイズのような仕組みを取っており全店舗が直営ではありません。

しかし、大元の日本郵便と提携しているわけですから、郵便局に対してできることが増えるはずです。

楽天モバイルのショップ運営期間の長さ

都市部ではあまり関係ないと思いますが、地方都市になると長年お世話になっているから。
そんな理由で同じショップに通い続ける人がいます。

このショップで買ったから他では手続きできないと本気で思っているお客さんまでいるくらいです。

マッスー
マッスー
ネットで手続きをする私たちには驚愕ですが

常連客がいることは嬉しいことですが、新規参入した楽天モバイルにとっては自前の店舗が大手と比べて10分の1でしたから苦しかったことでしょう。

家電量販店のスマホコーナーで楽天モバイルも販売していることもありますが、どうやら最近の傾向として専門店の方が安心感やブランド力があるということで選ばれる傾向があるようです。

最近の顧客思考
ブランド思考が強まっており、その傾向は高齢者ほど強い。さらに地方に行けば行くほど老舗ブランドに対する信頼感が強い。

ショッピングモールなどに行くとauショップやソフトバンクショップは空いているのに、ドコモショップは混んでいるという光景を見たことはないでしょうか。

待合席で順番待ちをしているお客さんが話していたんですが、長年の付き合いだしドコモさんが安心すると言っていました。

郵便局という老舗との提携でブランド力も向上し、地元の郵便局が持っている顧客を取り込める可能性が出てきました。

楽天と日本郵便の提携の影響まとめ

  • ショップの数
  • スマホの通信に必要な電波塔の数
  • ショップ運営期間の長さ

この3店に絞って

今回の提携が通信業界に与える影響について考察してみました。

通信業界・携帯ショップ運営だけでも様々な影響が他にも出てきそうですね。

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